おはようございます。
本日は「失敗は修正の役にたつ」??と、だけ思っていましたが「もっと役に立つ事を知りました!」的な、お話です。
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きっかけは声かけ
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普段、「Jr.運動能力アップコース」で、子供達の運動指導をしているのですが、少し声かけを工夫していたりします。声かけは、「失敗してもいいよ」と「間違ってもいいよ」です。
Jr.運動能力アップコースでは、ほぼ、毎回、やったことのない動きを1つ、2つ入れたりするので、やったことのないトレーニングを目の前にした子供達は、当然迷います。
迷っても、すぐにやる子もいれば、フリーズする子もいます。
その時に、「失敗してもいいよー」とか「間違ってもいいよー」とか声かけをするのですが、それに対して、子供達の反応が三つに分かれます。
一つは、「そうなんだ〜」と、失敗を気にせずにやる。
二つめの反応が、「わざと間違ってもいい〜?」と言ってからとりあえずやる。
三つめが、「こんなの簡単、簡単」とやる。
で、どっちみち子供達はやります。
やったことのないトレーニングを入れる目的は、
・やったことのない動きを経験してもらいたい事と
・失敗する事で、何を修正すればいいのかを考えさせる事です。
一発で成功させる器用な子もいますが、大体は、失敗します。
失敗する事で、自分自身にはできない動きなんだと気づきます。
でも、できない動きを知るために、「失敗も役に立つよ」と伝えます。
そうすると、調子のいい子は「こんなすればいいじゃん!」と、周りの子達にコツを教え始めたりします。
コツを教えて、その子が成功すると、一緒に喜んで、少し誇らしげになってたりします。
そして、僕にも「こんなしたらできるよ!」と提案してきます。
繰り返しになりますが、やった事のないトレーニングを入れる目的は、以下の2つです。
・やったことのない動きを経験してもらいたい事と
・失敗する事で、何を修正すればいいのかを考えさせる事です。
でも、子供達はそれ以上に、発見をして、周りに教えて、コーチの僕にまで、提案をしてきます。
「失敗は修正の役にたつ」と思っていましたが、「それ以上の成功を生む事もあるんだな」と、今更ながら、気づいたとある日の「Jr.運動能力アップコース」での出来事でした。
いつもお付き合い頂き、ありがとうございます。
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