「偏見が標準化」

おはようございます。
今朝、あるブログを読んで、ガツーンと頭を揺らされました。

重心(重度心身障がい)の方達への、向き合い方についての記事を読みました。
「差別と特別視はやめよう」と言う言葉に「そうだ!そうだ!」とは、すぐに思えない自分がいました。

どちらかと言えば、この記事を読んで、反省している自分がいました。

この「差別と特別視はやめよう」にはすぐに共感しましたが、はたして僕自身は、差別はしていないか?特別視をしていないか?と、ドキドキしました。

記事を読みながら、心のどこかで、自分はどうなのか?

僕自身も、現在、知的障がいパラアスリートの指導に関わらせて頂いているので、この記事を、サラッと読める気持ちにはなりませんでした。

僕自身は、差別も特別視もしていないつもりですが、実は、自分では気づいていないだけで、そのような感じで障がい者の方達をみていないか?
差別に関しては「ない!」と言い切れても、特別視に関しては、正直、言い切れる自身はありません。

偏見になっている事に気づかずに、標準化しているんじゃないかと。
「頭をガツーン」と・・・

今、トレーニングをしているパラアスリートの選手に対して、最初に決めていた事は、障がい者の前に「1人の人間と言うことを忘れないように」と。

昔、読んだ本に、ある視覚障がい者の事が書かれていて、その方は目は見えないけど、旅行に行く事が趣味と。

その、本を読んだ時も、少し驚きました。
色んな場所に行きたいと言う気持ちは目が見える、見えないは関係なく、同じなんだなと。
自分の、狭い思考の視野を反省しました。

気をつけないと、そして、意識的に「これって変じゃない?」と思う思考を忘れないようにしないと、いつの間にか変な規格が自分の中で、標準化されて、無意識にそのような態度になってしまうかもと、凄く勉強になった今朝の記事でした。
ありがとうございます!

日曜日!ゆったり。はりきっていきましょう!

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