行動経済学はトレーニングにも活かせる
おはようございます。
本日は、「行動経済学はトレーニングにも活かせる」んだね。について書いてみたいと思います。
「行動経済学」とは、心理学と経済学が組み合わされた学問だそうです。
━ナッジ(Nudge)━
行動経済学で、やってほしい動きを促す事を、「ナッジ」と言うそうです。
有名な話だと、男子トイレのハエ
のマークです。
的があったら狙いたくなる、人間の心理を上手く活用したものです。
実際に、85%も汚れを減らしたそうです。
ほかにも、身近なものだと、駅やお店などで、足跡マークに沿って並んでしまったことはないでしょうか。
最近は新型コロナで、ソーシャルディスタンスになるように、足跡マークが配置されてたりします。(エレベーターなどでも見かけます)
「ナッジ」とは、(肘で軽くつつく)(そっと押して動かす)と言う意味ですが、面白い説明があったので、引用します。
-自由を残しつつ誘導する「ナッジ」という選択-
子ゾウは自由に歩くことができる。しかし親ゾウが後ろから鼻でおおよその方向を「誘導」している。例えば、美味しい物がありそうな方向に向かうように誘導したり、危険から遠ざかるように誘導したり・・
このように、「ナッジ」を意識していなくても、「ナッジ」するような指導をしているトレーナーさんもいるじゃないでしょうか?例えば、ハシゴ状のトレーニング器具「ラダー」とか「ミニハードル」などの道具を活用して、上手く足の動きを誘導する事で、正確に足を動かす能力アップに繋げたりとか。
僕ら、J-SPOもそんな感じで活用してたりします。形式的なトレーニングをしてもしょうがないので、選手や、子供達の、どの運動能力を伸ばしたいのかを確認しながら、「ナッジ」しています。
その中で、よくやるのが、20M先にミニコーンを置いて回って戻ってくるリレーです。
ちょーシンプルな定番のリレーですが、足場が、芝生なので初めてやる子は大体、滑ったりして転ぶか、体勢を崩します。初めて参加する子は、何も考えずに全力で走りますが、2回目3回目と、感触を学習して、上手くコーンの前で減速して、ブレーキをかけて、細かいステップでコーンを回り、加速して戻ってくるようになります。
《表現を変えて説明すると》
①コーンの前で筋出力のアクセルを緩め、
②関節のクッションを上手く使い、
③ターン時の遠心力を全身で上手く利用し、
④コーンを最短距離で回り、
⑤加速に備え軸を整えて、
次の動き、
⑥素早く加速していく。
コーンを回って戻ってくるシンプルな、トレーニングですが、複数の動作を必要とされるように「ナッジ」されています。
また、そもそも、リレーには勝負心をあおる「ナッジ」の作用があると思います。
運動学や、機能解剖学などトレーニングに関するものとは全く色の異なるジャンルからも相当「学び取る事ができるね」と思いました。
自身の日常に、学習したいものを、上手く「ナッジ」させれば効率よく向上する事ができるかもしれません。