1位以外にもご褒美を。

1位以外にもご褒美を。

おはようございます。
先に、ご報告です。

J-SPOのプロジェクトページを作成いたしました。
こちら→J-SPOスポーツプロジェクト

現在、進めているスポーツプロジェクトをこちらで確認できます。

今後、J-SPOは「スポーツを創る」をテーマに、新たなプロジェクトを開始いたします。
「スポーツを創る」目的と、想いを皆様に知って頂けると嬉しいです。

J-SPOスポーツプロジェクトも宜しくお願いいたします。

ここから、いつもの記事を書いていきたいと思います。

1位以外にもご褒美を-
今回のテーマは、以前から持っていた課題でもあります。

J-SPOには「Jr.運動能力アップコース」というのがあって、そこで、子供達のトレーニング指導を行っています。

その、コースのトレーニングの最後に、リレーを入れたりします。

実は、リレーをするたびに、順位について迷っていた事がありました。
2チームとか3チームに分けて行うリレーですが、シンプルに、1位は1位、2位は2位と順位はつけますが、順位に対しての仮想の報酬を曖昧にしていました。
仮想の報酬とは、1位が10ポイント、2位は0ポイントとか、時には、2位と3位にもポイントあり。とかです。

また、仮想というより、空想なので、ポイントで何かもらえる訳ではありませんが、モチベーションのきっかけにしています。

リレーも時間がある限り何度も行うので、一度負けても(チャンスあり)最終的にポイント数が多いチームが優勝としています。
なので、単純にそのままポイントが多いチームの勝ちです。

ここからが、今回の本題です。

何回か試して気づいたのですが、「1位総取りトーナメント」よりも、「順位トーナメント」のほうが、全体のモチベーションもあがり、「最後まで諦めない」勝負心の火が維持しやすいと言うことです。

(1位総取りトーナメントとは)1位以外は0ポイントで、報酬がない。
なので、1位を取れない可能性があると、諦めてしまう。

(順位トーナメントとは)1位以外にもポイントを与える。
なので、1位になれなくても2位のポイント数を狙う次の目標が残されている。なので、モチベーションも維持しやすくなる。

これまで1年くらい試してきて、「順位トーナメント」の方がいいよね。と、最近分かりました。

で、最近読んでいた行動経済学の本にも、同じような事が書かれていました。

うっ!・・・先に読んでおけばよかった。

#再実験してしまった

だいぶ、遠回りしましたが、勉強になりました(笑)

結果、競技創りの知見も得られたので、良かったです。

ちゃんと、順位には意味があって、金メダル、銀メダル、銅メダル、8位入賞ってよくできています。

#気づくのが遅い

#今更ですが汗

もっと勉強します!

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