自分の利益だけを考えている「鬼」

自分の利益だけを考えている「鬼」

昨日、2回目の鬼滅の刃(無限列車)を観てきました。

柱の「煉獄(レンゴク)」と上弦の鬼「猗窩座(アカザ)」との戦いの中で、言い放った煉獄のセリフ(お前とは価値基準が違う)

このセリフは、敵の鬼、猗窩座がしつこく「鬼にならないか?」「鬼になれば死なずに強くなり続ける事ができるぞ」という誘惑に対して言い放ったセリフ(お前とは価値基準が違う)です。

深い!!と、今回もまた、勉強になりました。

#映画チケット代(1800円以上の元取ってる)

「煉獄」と「猗窩座」の目的が一緒で【強くなる!】事だとしても、その過程で、煉獄は鬼になってまで、強くなろうとは思っていません。

一方、鬼の「猗窩座」は、強くなれるのであれば、鬼になった方がいいと思う派です。

「強くなる事」が、2人の共通目的でも、強くなりたい理由(なぜ強くなりたいのか?)が違います。

煉獄はそもそも、鬼退治が使命です。そのために、強くなる努力をしてきましたが、鬼になってしまうと本末転倒です。

なので、強くなれたとしても、鬼になることはありません。

でも、鬼の猗窩座は戦闘大好きな鬼です。

戦いが好きなので、強くなるためなら、手段を選びません。

これを、別に置き換えてみると、「自分の利益だけを考えている人」と「自分以外の人の利益も考えている人」とよく似ているなーと思いました。

僕らも、仕事がら、様々な業種の方達とお話をするのですが、「目的」は同じでも「価値基準」が違うだけで、計画も進まないし、実現にも至りません。

最初の切り口では、お互いのためにとか言っていたのに、よく、よく聞いてみたら、そうではなく、うちの商品を購入して広めて下さい的な場合もあります。

最初から、一緒にビジネスをするつもりはなく、お客にして、「自分の利益だけを考えている人」です。

それだったら、最初からそのようなお話をしてもらえれば、必要としている商品であれば購入するし、いい商品と感じれば、紹介するのに。と、なってしまいます。

これは、悪気がなくても、やってしまいがちな事だと思います。

価値基準を曖昧にした、説明を相手にしてしまうと、誤解を与えてしまう可能性があります。

鬼の猗窩座のように、はっきりと「鬼にならないか?」と言ったから、煉獄は「断る!」と秒で返事を返せたと思います。

これは、僕ら自身も気をつけないといけないなと、思いました。

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