J-SPOのトレーニングデータ収集の考えかた。

こんにちは。最近は、特に原点に戻り、事業の整理をしています。

I.ZACトレーニング研究所

昨日は、J-SPOの定款を共有させて頂きました。本日は、定款の「7.トレーニング研究・勉強会・セミナー」のところの(トレーニング研究)に関してのお話しをさせてください。

J-SPOはデータ収集をしていますが、深いデータ取りを心がけています。

例えば、先日は93歳の方の握力を計測しました。

この方は、現役でボーリングをして、週2回〜3回トレーニングジムで体を動かしています。

【握力測定の結果】(右/握力24.2kg)(左/握力21.4kg)文科省関連の新体力測定を参考にすると、80歳以上の平均握力は、男性(25.06kg)女性(25.8kg)です。

なので、飛び抜けて強い握力の持ち主というわけではありません。大事なポイントは、「握力が(右/握力24.2kg)(左/握力21.4kg)ボーリングもしている、トレーニングジムで体も動かしている、超元気な93歳男性がいる」という事実です。

#ちなみに車運転してる

#家族から止めらている

#汗

他にもインタビューでデータを取らせて頂いているのですが、60代までお酒も「ほぼ毎日飲んでいた」とか「タバコも吸っていた」とか。

このような深いデータがあれば、数に重きをおくデータ収集からは得られない、データが抽出できます。

例えば、握力のデータなんて、文科省などのホームページに行けばすでにあります。でも、「どんな人間か」「どのような人生だったか?」までは、知りようがありません。

あくまでも、データです。

深いデータ収集をしていけば、このような活用ができると思います⬇︎

(例)80代の男性が「これから運動を始めても遅いよね」と後ろ向きな時に、93歳の方の事実をお話しすることで、将来の目標みたいなものが出てきたりすると思います。(私より先輩にこんなすごい方がいるのか!みたいな)

また、93歳の超元気な方の握力をベンチマークする事ができます。

つまり、数字の目標設定です。感覚だけで、「最近握力が落ちたなあ〜」とネガティブになっている方にも、これぐらいの握力であれば93歳でボーリングできますよ。と、データの数字が勇気の数字に変わると思います。

という感じで、データを笑顔に変換できるような収集ができればと思います。

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