「トレーニング」を「薬」として見た場合、参考になるよね。

おはようございます。

今朝は、「トレーニング」を「薬」として見た場合、参考になるよね。と言うお話をしたいと思います。

その前に、確認させてください。

今回、薬についての詳しい話ではなく、あくまでも、「トレーニング」を「薬」として見た場合の僕の考えを書かせて頂きます。

「トレーニング」と「薬」を重ね合わせて、違う目線から「薬」の良いところを見たイメージです。

今回の「薬」とは、西洋や、東洋の漢方なども含めて「薬」と言う言葉を使います。

僕自身は、薬学について何も知らないので、一般的に持っている薬のイメージでお話をしたいと思います。

「薬」と「トレーニング」を比べた理由は、薬って飲み方にちゃんと決まりがあって、また、種類があって目的が具体的だからです。

1日何回とか、食後にとか、子供、大人、妊婦さん、また、体重などで飲む量も違いますよね。

また、病気や、症状によって「薬」も違うと思います。

これって、「トレーニング」のメニューと似ているし、参考になるよね。と思いました。

子供のトレーニングメニューと大人のトレーニングメニューも違うし、ウエイトトレーニングの場合だと、プレートの重さも違います。

競技になると、練習メニューも変わってきます。

水泳選手が、野球の練習はしませんし、サッカー選手も、テニスの練習はしません。

でも、水泳選手が水泳のパフォーマンスに繋がると言う理由があれば、野球の練習をすることはあると思います。

野球の投球動作が、肩甲骨の可動域に特化したトレーニングとして、取り入れている選手もいるかもしれません。

このような場合は、ちゃんと目的があるからだと思います。

そういった理由がない限り、競技に繋がらない練習は基本しないと思います。

「薬」でも、知識のある方は解熱剤を痛み止めとして、飲む人もいるかもしれません。目的が違っていても、効果を把握していれば応用が効きます。

実際に、以前内科で「喉などが痛い場合も、解熱剤飲んでも効果ありますよ」と教えられました。

そうなんだー「痛みにも効果があるんだ」と思いました。

そして、歯が痛い時に飲みました。

ちなみに、痛みはすぐにひきました(笑)

飲み方として正しかったのかは知りません。

スポーツの話に少し戻しますね。

昔、プロ野球の投手がオフシーズンにテニスを取り入れているのを、見たことがあります。

テニスラケットでボールを打つ動きと、野球でボールを投げる動きのオーバーヘッドの動作(頭より上から手を振り下ろす動き)が似ているので、なるほどなーと、確かに良い「トレーニングだな」と、勉強になりました。

ただ、「トレーニング」も「薬」もやり方や、飲み方を間違えると効果が得られないし、逆に身体を壊します。

どちらも、適度な量を守れば、効果を発揮しますが、量を間違えれば取り返しのつかな事にもなります。

スポーツトレーナーの視点から今回の内容をまとめると、「薬」や「医療」から学ぶ事がたくさんあって、「薬」を処方するにも、病院で治療するにも、ドクターが検査をして的を絞った、治療計画や方法を提案すると思います。

血圧を測ったり、レントゲンを撮ったりして、検査結果で決まると思います。

ドクターの経験値もあると思いますが、検査結果の基準があるからできる事だと思います。

これってすごく参考になるなと思いました。

もちろん、既に取り入れているスポーツ業界や、トレーナーさんもいます。

医療だと(検査 → 治療計画 → 治療の実行、そして、定期検診)

トレーニングだと(フィジカルテスト → プログラム作成 → トレーニングの実行、そして、定期的な成果チェック)と、大体こんな感じの流れです。

J-SPOもこんな感じでトレーニングを実行しているのですが、「医療」を参考にフィジカルテストをもっと具体的にしたいと考えています。が、注意しないといけないのが、「医療」を完璧に参考にしても、スポーツ業界では中途半端な感じなになるような気がします。

J-SPOのスポーツへの向き合い方は、「スポーツの力で笑顔で元気に!」なので、楽しくて面白い物を追求したいと考えています。

医療のように、何をするにも検査、検査にしてしまうと、多分つまらなくなってしまうので、医療の良いところの「何を参考にして」「何を参考にしないか」を選択する必要はあると思います。

なので、今回の「薬」や「医療」を参考にしながらも、「競争心」とか「勝負心」を刺激するようなプログラムを構築できないかと、考えています。

ここからまとめます。

トレーニングを安全に、効率的にするために

・薬の役割を参考にする。

・医療の検査への考え方を参考にする。

・医療っぽくならないように楽しくて面白いものにする。

これらを取り入れていけば、もっと具体的なトレーニングメニューを提案できるし、ベンチマーク(目安/指標)となるデータも取りやすくなると思います。

スポーツやトレーニングだけではなく、他の分野でも参考になりそうです。

以上です。

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