フィジカル機能を可視化する。
こんにちは。
J-SPOが主催する、ZONEアスリートアカデミー所属の、パラ卓球選手「山下勝矢選手」のチームが優勝しました。
沖縄県内で開催された大会です。
専属コーチの粟国さんと一緒にチームを組んでの優勝でした。
おめでとうございます!
6月は、神奈川での大会に臨みます。
「山下勝矢」の名前を覚えてあげてください。
これからも応援よろしくお願いします!
今回は、「フィジカル機能を可視化する」について、書きたいと思います。
昨年から、J-SPOは、独自の「フィジカルテスト」の作成に、取り組んできました。
これまでも、様々な測定や、テストを行ってデータを取ってきましたが、選手の身体能力アップを目的とした、トレーニングには、あまり活かす事ができていませんでした。
もちろん、トレーニングの成果をテストしたりと、定番中の定番の取り組みは行ってきました。
でも、J-SPOが理想とする形ではなかったので、試行錯誤の繰り返しでした。
なので、思うようなデータも取れず、取ったとしてもトレーニングプログラムへの反映があまりできませんでした。
でも、ようやく、独自の「フィジカル機能テスト」を作成して、実証実験からスタートしています。
「フィジカル機能スコア」は、5つのカテゴリーと18項目から構成されています。
5つのカテゴリーを、順にお伝えすると。
1.柔軟性
2.柔軟/可動生
3.身体操作
4.敏捷動作
5.機能的
1~5は、何ができて、何ができないのかを判定します。
スマホに例えると、「カメラを使えるのか?」「タッチパネルなのか?」みたいな・・・確認です。
5の、機能的テストは、文字通り、「どの適度の、機能なのか?」です。
スマホで、言うところの、カメラの画素数や、タッチパネルの使いやすさなどのイメージです。
スポーツ競技だと、土台となる「機能」の確認になります。
テスト内容は、多過ぎず、少な過ぎず、どこでもできる内容になっています。
また、年齢に関係なく誰にでもチャレンジできる、一目瞭然の
テストです。
実際に計測した選手のスコアです。
スコア:1000が満点です。
–山下勝矢選手–
フィジカル機能スコア:522.33点
山下選手の場合、約、半分の点数です。
柔軟性、可動性は高得点です。
苦手なのが、「身体操作」です。
機能的テストも、身体操作と関連する「倒立」が苦手で、倒立は2秒しかできません。
そもそも、身体操作が苦手なので、「倒立の機能的テストができない」と言った方が、正確です。
こんな感じで、色々見えてくる「フィジカル機能テスト」
です。
また、これと連動させた、実証実験が「インストールプログラム」です。
「フィジカル機能スコア」を成績表にして、プログラムを作成しています。
トレーニングの「プログラム」を2ヶ月かけて「インストール」した後に、また、「フィジカル機能テスト」を行います。
その時に、「フィジカル機能スコア」が伸びているのか、逆に下がっているのか、いずれにしても、選手にとっても、トレーナーに取っても、事実データが取れるので、次のトレーニングプログラムに活かせます。
今回は、実証実験中の選手の「フィジカル機能スコア」について書かせて頂きました。
沖縄県は本日すこ〜し冷えてます。とは言っても19℃笑
沖縄県民には少し寒いです。